COLUMN女性ホルモンが乱れると大変?!乱れてしまう原因と症状を治す(改善)方法

2018/08/11

「生理が不安定」「イライラしやすい」と感じたら、女性ホルモンが乱れている可能性があります。女性ホルモンは、身体の機能や免疫力などの健康面だけでなく、気分も左右してしまう大切な要素。体調や気持ちが落ち込んでしまったときのために、ここでは女性ホルモンのバランスが乱れる原因や症状について知っておきましょう。
乱れた女性ホルモンを整えることができれば、心身の不調を改善して快適なライフスタイルを築けるでしょう。

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■女性ホルモンが乱れる原因
女性ホルモンは、以下のようなことが原因となって乱れてしまうと考えられています。

・年齢の増加
女性ホルモンの分泌量が大きく変動するのは、思春期と閉経前後の更年期だと言われています。身体の成長が著しい思春期はホルモンバランスが上手に調整されにくく、心身ともに不安定となりやすいでしょう。

また、閉経が近付くにつれて女性ホルモンの分泌量は減少すると言われています。これにより女性ホルモンのバランスが乱れて、体調や気持ちにマイナスな影響が出やすくなります。

・生活習慣の偏り
食事や睡眠、運動などの生活習慣に偏りがあると、身体をコントロールすることが難しくなってしまいます。
とくに、ストレスは女性ホルモンの分泌に関わる大きな要素。女性ホルモンの分泌を行っている視床下部は、ストレスを受けると働きが低下すると言われています。

また、身体の機能を管理する役割を持つ自律神経は、女性ホルモンの分泌量が減少することで働きが低下してしまうと言われています。

そのため、生活習慣の偏りは視床下部をつうじて女性ホルモンのバランスを乱し、自律神経をつうじて身体に不調を起こしてしまうのです。

【女性ホルモンバランスが乱れて身体に症状が現れる流れ】
(原因)生活習慣が偏る
→ストレスを受ける
→視床下部の働きが低下する
→女性ホルモンの分泌量が低下する
→自律神経の働きが低下する
→身体の各器官が正常に機能できなくなる
→症状が現れる

女性ホルモンのバランスを乱してしまいやすい生活習慣には、不規則な食事や睡眠リズム、過度なストレスなどが挙げられます。

■女性ホルモンが乱れると現れる症状
女性ホルモンが乱れていることを知るには、どのような症状を目安にすれば良いのでしょうか。
「おかしいな」と感じたら、女性ホルモンが乱れると現れる以下のような症状がないか確認してみましょう。

・生理周期が長くなった、もしくは短くなった
・生理が終わらず少量の出血が長引いている
・生理の経血量が減った
・生理痛が突然来なくなった
・立ちくらみが多い
・むくみが一晩で治らない
・のぼせやほてりを感じることが多い
・重度の冷え性
・肌に触れる衣類に反応して痒くなりやすい
・イライラしがちで感情が不安定

■女性ホルモンの乱れを治す(改善)方法

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女性ホルモンの乱れを治すには、生活習慣の偏りをなくすことが大切です。「食事」「睡眠」「運動」の3つに焦点をあてて、不規則になっている部分を治すように心がけましょう。

また、空いた時間があれば、以下のような工夫を取り入れることで乱れた女性ホルモンを整えやすくなります。

・ハーブティーでリラックス
ハーブティーは視床下部に与えられたストレスの解消を期待できます。
仕事などでストレスを受けやすい生活環境の場合、リラックス効果が高いカモミールやラベンダーを積極的に選んでみましょう。

・アロマオイルで心身のリフレッシュ
アロマオイルは、香りを楽しんだり、マッサージに使用することができます。
香りを通じて脳に働きかける効果が強いため、部屋の芳香に使用したり、湯船に垂らしてみるのも良いでしょう。
ホルモンバランスを整えるには、ゼラニウムやクラリセージの香りが効果的だと言われています。

・筋肉をほぐすストレッチやヨガ
凝り固まった筋肉をほぐすことは、自律神経をほぐすことにつながります。
パソコン作業が多い方は首や肩、眼精疲労の疲れを取り除けるようなストレッチを取り入れましょう。
また、全身を使うヨガなら、身体の血行を促進して女性ホルモンのバランスを整えやすくなります。

・ツボ押しでホルモンバランスを調整
「女の三里」と呼ばれる「三陰交のツボ」は、乱れたホルモンバランスの改善が期待できます。
冷え性や生理不順など女性ホルモンバランスの乱れからくる症状の緩和にもつながるため、空いた時間で行ってみましょう。

【三陰交のツボ押しの方法】
1.内側のくるぶしに小指をあて、そのまま手の指4本を添える
2.添えた手の人差し指があたる位置(三陰交)を親指でゆっくりと押し、ゆっくりと力を抜く

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■まとめ
・女性ホルモンが乱れる原因は「年齢」と「不規則な生活習慣(ストレス)」
・女性ホルモンが乱れると「生理の不調」や「更年期の不調」が出やすい
・女性ホルモンの乱れを治すには「規則正しい生活」と「ホルモン分泌を助ける工夫」が大切

女性ホルモンの乱れは身体の不調が出てから気付くケースが多く、気付いたときには心身ともに不安定になりがち。女性ホルモンのバランスはストレスによって崩れてしまうことが多いため、ストレスを発散し、溜め込まない工夫が欠かせません。

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