COLUMN9.ママ必見!幼稚園年少のお弁当作りのポイント

2018/12/05

幼稚園に入園してお弁当が始まると、年少さんだけでなくママにとっても初めてのことだらけ。
ママが楽しく笑顔でお弁当を作ることができれば、その愛情はしっかりと伝わります。
「全部食べたよ!」と笑顔で言ってもらえるように、ここでは年少さんならではのお弁当作りの注意点をご紹介します。

■子供用お弁当箱の選び方のポイントは?
お弁当箱選びでは、デザインの好き・嫌いだけでなく以下のようなポイントを意識することが大切です。

◇機能面
子供用のお弁当箱は大きく分けてシール式、かぶせ式、ロック式に分かれています。
年少さんの場合は、蓋をかぶせるだけで簡単に扱えるかぶせ式がおすすめです。
持ち運ぶ際に斜めにしたり、ひっくり返してしまうことを考えて、お弁当用のゴムバンドで蓋を固定させておくと安心でしょう。

◇デザイン
好きなキャラクターや色を取り入れたデザインを選びましょう。
できれば幼稚園が始まる前に自宅でお弁当の日を設けて、お弁当箱になれさせておくと安心です。
幼稚園に持って行くスプーンやフォークなども、自宅で使用しておくと良いでしょう。

◇素材
軽く衝撃に強い素材がおすすめです。
プラスチックやアルミなど、落としても割れない素材のお弁当箱を選びましょう。
幼稚園によっては冬期に保温庫を使用する場合もあるので、幼稚園からの指定も忘れずに確認してください。
保温を行う場合は、熱が伝わりやすいアルミ素材のお弁当箱がおすすめです。

■年少さんにおすすめのお弁当箱サイズ
幼稚園に入園して初めてのお弁当で「どのくらいのサイズを持たせればいいの?」と悩むママは多いもの。
幼稚園児のお弁当箱選びでは「食べきれる量」を意識することが大切です。
自宅でプレお弁当生活を始めておくとあらかじめ子供が食べきれる量を把握しやすいですが、時間が取れなかった場合は以下のサイズを目安にしてみましょう。

年少さん・・・・・・300ml
年中さん・・・・・・350ml
年長さん・・・・・・400ml

ただし食べられる量は個人差もあるため一概には言えません。
「足りてないかも」と不安を感じた際は素直に感想を聞いて、子供の成長に合わせてサイズを変えていきましょう。

とくに年少さんの場合、慣れない環境では普段よりも食べられる量が少なくなってしまうことも。
食べきったときの達成感を覚えさせるためにも、お弁当箱のサイズ選びは慎重に行いましょう。

■年少さんにはどんなおかずがいいの?
イメージ
年少さんが最後まで完食するお弁当を作るには、おかず選びで以下の3つのポイントを意識することがコツとなります。

◇見た目
子供の気を引くためにも、カラフルに彩り良い見た目にすることが大切です。
また、野菜やゆで卵など形に変化を付けやすいものは市販の型を使ってあげることもポイントです。

◇大きさ
おかずの大きさは大きくても子供の一口大にします。
プチトマトやウインナーなら1/2~1/4カットを目安にしましょう。
また、パスタやグラタンのように口へ運びにくいおかずは集中力が切れやすいため、慣れるまで避けておくのが無難です。

◇固さ
3歳半ころになると固いおかずも食べられるようになりますが、よく噛むおかずが多いほど集中力が切れて食べ残しの原因に。
ブロッコリーなどの加熱野菜は柔らかめに火を通して、固いおかずが多くなりすぎないよう注意しましょう。
【ご飯:柔らかいおかず:固いおかず = 5:4:1 】を目安にすると最後まで食べやすいでしょう。

<おかずの例>
柔らかいおかず:
加熱した野菜、卵焼き、かまぼこ、ウインナー など

固いおかず(よく噛むおかず):
コーン、枝豆、プチトマト、ミートボール、ゆで卵、からあげ など

このほか、あまりお弁当を食べない子へはお気に入りのキャラクターデザインが入ったかまぼこやウインナーなどを入れてあげるのが効果的です。
お弁当箱を開けたときにどれだけ興味を持てるかで子供の食い付きは変わるので、まずは“毎日食べきること”を目標に好きなおかずを中心に入れていきましょう。

■まとめ
最後に、年少さんのお弁当作りで大切なポイントをおさらいしましょう。

・お弁当箱は、かぶせ式のプラスチック素材やアルミ素材を選ぶのがおすすめ
・お弁当箱サイズは300mlを目安にして、足りない場合は1サイズアップ
・おかず選びではカラフルで食べやすいおかずをチョイス

初めて集団で食事をする年少さんにとって、慣れないお弁当は食べきるのも大変。
好きなおかずやキャラクターを上手に取り入れて、食べきったときの達成感を与えてあげましょう。

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講座修了後は「お弁当デザイナー資格」を取得できるので、ママとしてスキルアップしたい方にもおすすめです。
今よりお弁当作りのテクニックを磨きたいという方は、この機会にお弁当デザイナー講座をチェックしてみてはいかがでしょうか?

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