COLUMNウクレレは独学でも上達する?初心者が独学でウクレレを上達するには

2019/05/09

ウクレレを始める際、独学でも上達できるのか不安ですよね。
教室に通えば確実に上達できると分かっていても、時間の拘束や費用を考慮すると気が引ける……という方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、独学でウクレレを上達させる方法について詳しく解説します。
練習を継続させるための秘訣やとっておきの練習方法を知って、ウクレレに対する不安を解消していきましょう!

■ウクレレの練習法は何がある?
ウクレレ初心者が学ぶべき技術、練習法には、主に次のようなものがあります。

チューニング:
弦の張り具合を変えて適正な音程に合わせること(調弦)をいいます。

コード練習:
異なる複数の弦を同時に弾いて、和音を鳴らす練習です。
押さえる弦や位置、指の使い方を覚えて反復練習を行います。

リズム練習:
楽譜に刻まれたリズムを正確に演奏するために、いくつかのリズムをパターン別に練習します。
メトロノームを使って口や手でリズムのみを刻む練習が一般的です。

ストローク練習:
右手を使ったストロークの練習です。
ダウン・アップを理解してリズムパターンに合わせたストローク練習を行います。

これらの練習は独学で学ぶ以外にも、ウクレレ奏者の個人レッスンを受けたり、教室に通うなどの方法があります。

■モチベーションを維持させ続ける方法
独学で練習を重ねていく場合、自分1人では解決できない疑問や壁にぶつかるときがあります。
こうしたタイミングでモチベーションが低下し練習する意欲が削がれてしまうと、いつのまにか練習から遠ざかっていた……という事態にもなりかねません。

独学では、教室と違って続けるも辞めるも自分次第。
スキルを上達させるには、目標を持って意欲的に取り組んでいくことが大切です。

ウクレレ練習のモチベーションを維持させ続けるには、次のような方法を取り入れてみるのが良いでしょう。

課題のレベルを1段階下げる:
独学では、「自身の技術と練習内容が見合っていない」という事態が起こりやすくなります。
気付かずに難しい難易度の曲や練習に取り組んでいると、できるようになるまで時間がかかってモチベーションは低下する一方。
目の前の課題が達成できないときはレベルを1段階ずつ下げて練習し、できるようになったときの達成感を得られるようにしましょう。

悩みや疑問をSNSで共有する:
自分1人で悩んで投げ出してしまう前に、悩みや疑問をSNSに投稿します。
ウクレレの専門知識を持つ人から助言をもらえたり、同じように悩んでいる仲間から励まされることもあるでしょう。
独学では正解・不正解を判別しにくいためトラブルが悩みの種になりやすいですが、一度解決してしまえば「そんなことだったのか」と思える場合もあります。

練習過程をブログやSNSで公開する:
独学は、前述のとおり続けるも辞めるも自由な練習方法です。
練習過程を公開することは“辞めにくい環境”を自ら作ることと言えるため、目標達成までモチベーションを維持していきやすいでしょう。
不特定多数の人が自分の成長を応援してくれるようになれば、より真剣にウクレレと向き合えること間違いありません。

ウクレレを始めたきっかけを思い出す:
一度下がってしまったモチベーションに再び火をつけるのは至難の業。
「練習する気が起きない」「続ける意味や目的がよく分からない」というスランプに陥ってしまったら、初心に戻ることが大切です。
ウクレレを始めたきっかけや当時の気持ちを思いだし、憧れの演奏を聞いたりするのが良いでしょう。

■ウクレレは教室と独学、どちらが良い?
ウクレレの技術を磨くには、まず教室か独学かを選択する必要があります。
しかし、“自分にどちらが向いているか”を即座に判断できる方は少ないでしょう。
ウクレレの学び方に迷ったら、次のポイントを参考にご自身に合った学びの場を選んでみましょう。

教室に合っている人 独学に合っている人
・三日坊主の癖がある
・賃貸などで楽器演奏がNG
・人前で演奏したい
・切磋琢磨できるウクレレ仲間が欲しい
・忍耐があり努力家
・何事もコストパフォーマンス重視
・人前に出るのが苦手
・初対面の人とのコミュニケーションが苦手

教室と独学では環境が異なることはもちろん、練習方法や練習に対する姿勢も大きく異なります。
そのため、確かな目標に向かって最短で技術を習得したいならば教室、のんびり自分のペースで楽しんでいきたいならば独学がおすすめと言えます。

■ウクレレの独学での練習方法

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ウクレレを独学で練習する場合、以下のような流れで曲練習を行う方が多いでしょう。

<独学の練習方法>

1.弾きたい曲を決める
2.曲中のコードやストロークを反復練習して覚える
3.弾きながら歌う練習をする
4.苦手な部分を反復練習する
5.3~4を繰り返して曲を最後まで弾けるようにする

ひたすら好きな曲の練習ができると楽しさを感じやすく、弾けるようになった際の喜びも大きいでしょう。

しかし、独学の練習では自分の技術に相応の曲は弾けるようなっても、難易度の高い曲は弾けない(挑戦しても挫折する)という壁にぶつかる場合があります。

こうした独学ならではのリスクを避けるには、リズム、譜読み、ストローク、コードなどの基本の技術をしっかり身につけることが大切です。
基礎ができると応用力も高まるため、あらゆる曲を弾けるようになるなど確かな上達を見込めるでしょう。


■まとめ
・ウクレレの練習方法は大きく分けて独学、個人レッスン、教室がある
・モチベーションを維持するには難易度を下げて達成感を味わったり、仲間を見つけるのがおすすめ
・ウクレレを最短で上達するには教室、自分のペースで楽しむなら独学がおすすめ
・独学の場合は基礎練習よりも曲練習を行う方法が一般的

ウクレレ初心者が上達するには、誤った認識や癖をなくして正しい基礎知識を学ぶことが欠かせません。ウクレレをゼロから学びたいという方は、この機会にヒューマンアカデミーで一生モノの技術を身につけてみませんか?

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