FEATURE~スーパーやコンビニで無理なくできる薬膳生活vol.6~
~スーパーやコンビニで無理なくできる薬膳生活vol.6~
貧血対策レシピ3本!
具体的にこのような症状がある方はいませんか?
・唇の色が薄い
・顔色が白い
・疲れやすい
・めまいがする
・動悸がある
・舌の色が薄い(白〜薄いピンク)
季節を問わず多くの方が悩む「貧血」。
女性は特に慢性的に貧血気味の方が多いのです。
「日頃、なんとなく体調がすぐれない」
「疲れやすい」
このように、病院に行くほどではないけれど万全な状態ではないなと感じている方はもしかしたら慢性的な「貧血」なのかもしれません。
このような症状は貧血によって引き起こされることが多いのです。
サプリや薬で貧血対策をしている方も多いと思いますが、食材の持つパワーで症状を改善できたら理想的ですよね。
では貧血対策レシピ3本ご紹介します。
レシピ1
<カツオのサラダ アーモンドドレッシング>
レシピ2
<あさりと鯖のトマトパスタ>
レシピ3
<豚肉の黒ごまソテー>
今回は、血を補う食材を使った簡単な料理を3品ご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください!
レシピ1~
<カツオのサラダ アーモンドドレッシング>
カツオは「血」と「気」を補ってくれる食材です。血を補い、更に血行をよくする作用も期待できます。
同じく血行促進効果が期待できるアーモンドをドレッシングに加えることで、増やした血を体全体に巡らせることが可能に。アーモンドの香ばしさや食感も良いアクセントになります。
<材料>
材料(1人分)
カツオ 100g
ベビーリーフ 適量
<ドレッシング>
オリーブオイル 小さじ1
ごま油 小さじ2
酢 小さじ1
塩少々
醤油 小さじ2
レモン汁 小さじ1
鶏ガラスープの素 小さじ1/2
ピーナッツ(粗く刻んだもの) 10g
<作り方>
1. ドレッシングの材料を全てボールに入れてしっかりと混ぜる。
2. ベビーリーフは洗い、水気を切ったら更に盛る。カツオは好みの厚さに切り、ベビー
リーフの上にのせる。
3. 1のドレッシングをカツオの上にのせる。
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レシピ2~
<あさりと鯖のトマトパスタ>
缶詰を組み合わせることで簡単に作ることができるパスタです。あさりも鯖も血を補う食材です。同じ効能を持つ食材を組み合わせることで相乗効果が期待できます。あさりや鯖と相性の良いトマトを加えて食欲をそそる1品に仕上げました。
<材料>
トマト缶(ダイスカット) 200ml
鯖の水煮缶 1/2個
あさりの水煮缶 20g
牛乳 50ml
オリーブオイル 大さじ1
塩 適量
胡椒 適量
パスタ 60g
<作り方>
1.鍋に湯を沸かし、沸騰したら塩を入れて記載時間通りパスタを茹でる。
2.フライパンにオリーブオイルを入れて熱したら、鯖とあさりを加えて鯖を崩しながら火を加える。
3 鯖がほぐれたらトマトペーストとあさりの煮汁(大さじ1)を加えて一煮立ちさせ、牛乳を加えて塩胡椒で味を整える。
4.茹で上がったパスタを3に加えて全体に和えたら皿に盛る。
レシピ3~
<豚肉の黒ごまソテー>
豚肉や牛肉などの赤身肉も貧血予防に効果的です。
またヒレ肉は脂肪分が少なくヘルシーで、疲労回復の効果も高い食材です。
同じく血を補い血流を改善させる黒ごまをたっぷりと加えることで相乗効果が期待できる1品です。
<材料>
豚ヒレ肉 150g
塩 適量
胡椒 適量
小麦粉 適量
オリーブオイル 大さじ1
黒ごまソース
黒ごま(すりごま) 大さじ2
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
酢 大さじ1/2
はちみつ 小さじ1
<作り方>
1. 黒ごまソースの材料を全て混ぜ合わせておく。
2. 豚ヒレ肉に塩胡椒し、小麦粉を薄くまぶす。
3. フライパンにオリーブオイルを熱し、2の豚肉を入れて綺麗な焼き色がつくまで加熱する。
4.両面に焼き色がついたら1の黒ごまソースを加えて豚肉全体に絡め、ソースにとろみがついたら皿に盛る。
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同じ効能を持つ食材(今回の場合は「補血」の食材)を複数組み合わせると、その効果を高めるような料理を作ることができます。
料理を作る上で食材の組み合わせを意識してみると、新しい料理が生まれたり、面白い発見もたくさんあるはずです。
ぜひみなさんも楽しみながら、からだ想いの料理を作ってみてください!
(西岡麻央 ライフスタイルクラブ薬膳料理アドバイザー講座講師 料理家 国際中医薬膳師)
西岡麻央講師の薬膳料理アドバイザー講座
薬膳というと、
苦いスープを飲まなきゃいけないの?と思ってしまう方も多いのでは?
でもそんなことはなく、普段スーパーで売っている食材で作ることができます。
さらにとても美味しいのです!
食座は一つ一つそれぞれが体に作用する効能を持っています。
その効能を知っていると季節の変化や体調の変化に合わせて、
今、自分はこの症状だからこの食材を選んでみようかなという風に、
自ら食材をチョイスすることができるようになるんですね。
それができると日々の食生活がますます豊かになっていきます。
薬膳をあまり難しく考えずに、
毎日の生活に少しづづ取り入れてみてはいかがでしょうか。