COLUMN更年期障害の時に現れるホットフラッシュの症状・原因・対処法について

2018/08/02

身も心も成熟する30歳を機に女性ホルモンの分泌量はピークを迎え、以降、女性ホルモンは減少すると言われています。ホルモンバランスが乱れると更年期障害の症状に悩まされやすくなりますが、なかでも生活に支障をきたすのが、更年期のホットフラッシュではないでしょうか?
ここではホットフラッシュとは何か(どのような症状か)、なぜ起こるのかを知り、具体的な対処方法について知識を深めていきましょう。

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■ホットフラッシュとは
ホットフラッシュとは、更年期障害の症状の一つです。
更年期障害の症状には大きく分けて、

・生理周期の不調
・自律神経の不調
・精神神経の不調

がありますが、このうち、ホットフラッシュは自律神経の不調に分類できます。

自律神経は身体機能の多くを管理する役割を持ち、自分の意思や意識でコントロールすることはできません。そのため、自律神経の働きが乱れると血流、血圧、心拍、体温、免疫、感情などあらゆる機能が不安定な状態に陥りやすくなります。

■ホットフラッシュに見られる症状
自分の意思に関係なく突然以下のような症状が見られた場合、更年期のホットフラッシュだと判断できます。

・ほてり
自律神経の働きが低下することで、顔や身体が熱くなり、ほてったように赤らみます。

・のぼせ
ほてりと同時に発症することが多く、のぼせたように意識や視界がボーッとします。

・発汗
着ている衣服や周囲の温度に関係なく突然汗をかき、特別なきっかけもなく汗が引いていきます。

・動悸
突然胸の鼓動が強くなり、胸の痛みや息苦しさを感じます。

ホットフラッシュは1つの症状だけでなく複数の症状が重なる場合もあり、症状の出方には個人差があります。

また、一度発症すると2分~4分ほど持続し、軽度なホットフラッシュは女性の約6割が経験するとも言われています。
自分の意思や周囲の環境に関係なくホットフラッシュの症状があった場合は、更年期障害を疑ってみましょう。

■ホットフラッシュの原因とは
ホットフラッシュが起こる原因は、体内の女性ホルモン(エストロゲン)の量が減少し、自律神経の働きが低下してしまうことです。

歳を重ねることで女性ホルモンが減少すると、視床下部(脳にある司令塔)がホルモン分泌を促すよう命令を出します。

しかし、加齢により体内の女性ホルモン量が減少していると身体は視床下部の命令に従うことができないため、結果的に視床下部に混乱が起こってしまいます。
視床下部は自律神経の働きをサポートする重要な役目を持つため、視床下部が上手く機能しないと自律神経の働きが乱れ、身体の不調につながってしまうのです。

【視床下部の役割】
・ホルモン分泌をコントロールする
・自律神経をコントロールする
・免疫系をコントロールする
・感情をコントロールする

【自律神経の役割】
・身体機能(血流、血圧、心拍、発汗、体温)をコントロールする

このほか、ホルモンバランスの乱れ以外には、暖かい部屋でドライヤーの熱風を受けるなど、体感温度に極端な偏りがあることもホットフラッシュが起こる原因となります。

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■ホットフラッシュの対処法(治療)とは

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ホットフラッシュを改善(治療)するには、更年期障害の改善を期待できる方法を取り入れていきましょう。一般的に、以下のような対処法が効果的です。

・医療機関でケアする
HRT(Hormone Replacement Therapy)療法と呼ばれるホルモン補充療法や漢方薬を用いて、減少した女性ホルモンを補う治療方法です。用いられる製剤や投与方法は年齢や更年期障害の進行具合によって異なるため、ご自身に適した治療を受けることが症状の改善への近道となります。

・市販の医薬品でケアする
食事では摂取しきれない栄養素を補うために、医薬品やサプリメントを活用する方法です。ドラッグストアなど身近な場所で購入できるため、目的に適したものを選びましょう。
医薬品を選ぶ際は、更年期障害の改善を期待できる以下のような栄養成分を含んだものがおすすめです。

・大豆イソフラボン、大豆代謝物、エクオール
・レッドクローバー
・ブラックコホシュ
・ザクロ
・ローヤルゼリー
・ハーブ
・イチョウ葉、月見草、朝鮮人参、甘草

・生活習慣を見直す
医療機関や医薬品などで特別な費用をかけずに更年期障害を治療していくなら、生活習慣を見直すことが大切です。なかでも、下の3つの要素は女性ホルモンのバランスを安定させるためにも欠かせません。

・栄養バランスの整った食生活
・規則正しい十分な睡眠
・適度な運動

このほか、喫煙やアルコールは女性ホルモンを減少させてしまうことで知られています。過度な喫煙・飲酒を避け、女性ホルモンの分泌を促すような生活を心がけましょう。

■まとめ
・ホットフラッシュ=更年期障害の症状の一つ
・ホットフラッシュの症状は急な「ほてり」「のぼせ」「発汗」「動悸」
・ホットフラッシュの原因は「女性ホルモンの減少」にともなう「自律神経の乱れ」
・ホットフラッシュの対処法を身近で始めるなら「生活習慣の見直し」がおすすめ

ホットフラッシュは、女性なら誰でも起こる可能性がある更年期の症状です。更年期障害と聞くと医療機関での治療が必要だと感じる方も多いかもしれませんが、その症状は軽微なものから重度なものまでさまざまです。
軽微な更年期の症状は生活習慣を工夫することで解消できるケースも多いため、気付いたときに対処法を取り入れていきましょう。

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