COLUMN年々ひどくなる生理痛とおさらば!骨盤が痛くなる原因と予防方法を解説

2018/08/09

女性にとって、毎月やってくる辛い時期といえば生理の時期。生理痛の大小には個人差がありますが、ひどい場合は病院での診察や薬の服用も視野に入れなければいけません。
しかし、生理痛について女性の意見を聞いてみると、「年々楽になった派」と「年々ひどくなった派」が混在しているようです。

生理痛が年々ひどくなるのにはどのような原因があり、またどうすることで予防できるのでしょうか?
女性の大きなテーマでもある生理について、詳しい知識を身につけていきましょう。

<本気で更年期対策をお考えの方、コチラ>

■生理痛が年々ひどくなった原因とは
一般的に、生理痛の症状は生理2週間前から生理開始2日後ほどまで続きます。
長い人の場合は生理が完全に終わるまで症状が続くというケースもあります。
以下では、生理前~生理期間中に発生しやすい症状を見ていきましょう。

【生理2週間前~生理開始日まで】

・症状
イラつき、頭痛、乳房の張り、肩こり、吐き気、腰痛、食欲過多、むくみ、便秘、下痢、倦怠感 など

・原因
女性ホルモンの分泌量が大きく変化することにより、自律神経が乱れやすくなることが原因だと言われています。

【生理開始後】
・症状
下腹部の痛み、腰痛、腰のだるさや重さ、むくみ、吐き気、下痢、冷え、倦怠感 など

・原因
排卵とともに不要になった子宮内膜が排出される際、子宮が大きく収縮します。
また、数日の間にホルモンバランスが大きく変化することで、身体の機能が低下しやすくなります。
一時的に血液の流れが悪くなるため、下腹部の痛み以外にも冷えやむくみなどの症状がはっきりと感じられるでしょう。

このほか、あまり知られていない生理痛の原因に「骨盤の歪み」があります。
骨盤は子宮とじん帯でつながれた大切な部位ですが、生理時は子宮を引っ張ることで痛みを発生させる場合があります。

とくに、骨盤が歪んでいると子宮へかかる負担も大きく、生理開始日~2日目あたりまでは辛い痛みが起きやすいでしょう。

生理痛はときに、予想外のトラブルや病気が隠れている場合もあります。
そのため、年月の経過とともにひどくなる場合や人とは違った症状が見られる場合は、放っておかず医療機関で診断を受けることをおすすめします。

■生理痛の予防方法
辛い生理痛も、日々の生活から予防方法を取り入れることで痛みを軽減させられる場合があります。以下では、生理痛の予防方法を詳しく見ていきましょう。

・寝姿勢を意識する
生理中はうっ血により骨盤周辺の血液の流れが滞り、冷えや痛みを引き起こしやすくなります。寝るときは背中やひざを丸めるようにするなど、骨盤に負担がかからない寝姿勢を意識すると痛みを軽減しやすいでしょう。また、30分に1回程度、伸びやストレッチをすると骨盤の歪みや血液の滞りを解消できます。

・血行促進、ツボ押し
血行促進できるものを積極的に取り入れましょう。ツボ押しは末端の冷えを解消できるツボや内臓を温めるツボを選ぶと、血行促進につながります。
そのほか、腹部や首の後ろなど動脈に近い場所をカイロで温めると、身体を素早く温めることが可能です。就寝前などでリラックス効果を得たい場合は、足湯や半身浴も効果的でしょう。

・ストレス解消
ストレスは自律神経を乱れさせ、血液の流れを悪くしたり、身体の機能を低下させます。
生理中は趣味のものやお気に入りのアイテムを身近に揃えて、ストレスを溜めにくい生活を意識しましょう。
好みの香りのアロマを楽しんだりするだけでも、ストレス解消に役立ちます。

・骨盤のストレッチ
下腹部や骨盤に痛みが出ていないときは、腰を時計回り、反時計回りに回して骨盤周辺の血行を促進させましょう。
歪みの調整にもつながるため、子宮に負担をかけにくくなります。

■骨盤矯正をすると生理痛が楽になる?

イメージ

子宮や卵巣など、生理で痛みをともなう内臓は骨盤内に収まっています。
そのため、骨盤が歪んでいると子宮をはじめとするさまざまな器官を圧迫しやすく、生理前後は強い痛みが引き起こされます。

このようなことから、骨盤が歪んでいる方の場合、骨盤矯正を行うことで生理痛の辛さを軽減できる可能性が高いと言えるでしょう。


<美しい子宮を保つために~ おススメ講座はコチラ>

■まとめ
・生理痛がひどくなるのは「子宮の収縮」「血行不良」「骨盤の歪み」が主な原因
・生理痛の予防方法は「楽な姿勢」「血行促進」「ストレス解消」「骨盤矯正」
・骨盤矯正ができると子宮への負担を減らして生理痛を軽減させられる場合も

骨盤の歪みが原因となって辛い生理痛を抱えている場合、薬などに頼らず骨盤矯正を行うことが何よりおすすめです。
「痛い、辛い」と悩んでいた生理痛も骨盤の歪みを改善することで解消される可能性が高いので、ご自身の骨盤の状態をチェックしてみましょう。

骨盤や子宮、美容・健康についてより詳しい知識を身につけたい方は、この機会にヒューマンアカデミーの「美子宮・更年期ケアアドバイザー講座」を学んでみてはいかがでしょうか?

【通信講座】
美子宮・更年期ケアアドバイザー講座

          • Facebook
          • Instagram