COLUMN日本・海外の料理でよく使うハーブの種類と使い方とは?

ハーブを使った料理の魅力を知っていますか?
ハーブと聞くとレベルが高いようにも感じられますが、使い方はとっても簡単。
今回は、料理でハーブを使うメリットやおすすめのハーブの使い方をご紹介します。
日本料理や海外料理に合うハーブを知って、この機会に料理スキルを磨いてみましょう。
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◆ハーブを料理に使うメリット
料理に添えられたハーブは、食べる場合もあれば食べずに残してしまう場合もあります。独特の風味を持つハーブだからこそ、嗜好性が分かれる食材だと言えるでしょう。
ハーブには多くの種類があるため料理との組み合わせ方や使用目的は様々ですが、飾りや彩りをプラスするだけが目的とは限りません。下では、料理にハーブを使うとどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
・肉や魚など他の食品が持つ臭みを抑えられる
・相性の良い食材と合わせることで旨みを引き出せる
・ハーブが持つ栄養素や効果を料理にプラスできる
食材の旨みを引き出しながら心と体に潤いをチャージできるのがハーブ料理の魅力です。次は、料理に使われやすい代表的なハーブをご紹介します。
◆日本料理でよく使われるハーブ5選
ハーブと聞くと海外料理をイメージする方も多いかもしれませんが、実は日本料理にも多くのハーブが使われています。
日本料理で代表的なハーブには、以下のようなものがあります。
1.紫蘇(しそ)
爽やかな香りを持つ和風ハーブです。葉や茎が青いものに青じそ(大葉)がありますが、一般的に紫色の葉や茎を持つものを紫蘇と呼びます。
紫蘇はジュースや漬け物など、鮮やかな色味を活かした使い方が一般的です。
2.青じそ
柔らかくみずみずしい食感と香りを持つ和風ハーブです。紫蘇よりも舌触りがソフトで食しやすいことから、天ぷらや和え物、薬味など幅広い料理に使われます。
また、初夏に最も収穫量が増えることから、夏の和風料理に使われやすい傾向があります。
3.三つ葉
みずみずしく鮮やかな緑色と爽やかな風味を持つ和風ハーブです。汁物や薬味、お浸しなどに使われ、生のまま食べることも可能です。
お吸い物やお雑煮など一年を通して食べる機会が多いハーブと言えるでしょう。
4.みょうが
歯ごたえのある食感と癖のある香りが特徴の和風ハーブです。夏の食材として知られ、日本では和え物や薬味によく使われています。
5.わけぎ
ネギの一種としてしられる和風ハーブです。日本で見かけるネギには白ネギ、青ネギ、九条ネギなど多くの種類がありますが、なかでもわけぎは最も香り高いことで知られています。
味噌汁などの汁物や薬味として使われやすいでしょう。
◆海外料理でよく使われるハーブ5選
次に、海外料理で使われやすいハーブをご紹介します。
1.ミント
清涼感あふれる香りが特徴のハーブです。サラダやマリネ、冷製スープなど冷やして食べる料理に使われやすいでしょう。
また、柑橘類との相性が良く、火を通すことはほとんどありません。生のまま料理に散らしたり、添えたりする使い方が一般的です。
2.クレソン
マスタードに似た風味を持つハーブです。肉料理やサラダとの相性が良く、生もしくは加熱して使用します。
3.バジル
芳醇な香りを持つハーブです。トマトソースとの相性が良く、ピザやパスタなどによく使われます。葉は生もしくは加熱で使用し、刻むとより強い香りを楽しめます。
4.ローズマリー
スッキリとした風味が特徴のハーブです。香りが強いため肉や魚を使った洋風料理に使用されやすいです。また、ジャガイモとの相性が良いことでも知られています。
5.イタリアンパセリ
日本人も馴染み深いほど、世界各国で使用されるハーブです。日本で販売されているパセリは葉が縮んでいるのに対し、イタリアンパセリは葉が平らに開いているのが特徴です。
柔らかく食べやすいため、肉料理やスープなど幅広い料理に使われます。
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◆料理の飾りとして用いられるハーブ
料理に添えられたハーブは、見た目の彩りや他の食材の癖を減らす役割を持ちます。飾りとして使用されやすいハーブを下で確認しておきましょう。
・ミント
ケーキ、ドリンク、フルーツに1節を生のまま添えます。
・イタリアンパセリ
パスタ、チーズ、サラダなどに葉を生のまま散らします。
・セルフィーユ
チーズ、魚料理、卵料理などに柔らかい新芽部分を生のまま添えます。
・ローズマリー
飾りとして使用する場合は、4~5節ほどを茎のまま料理に添えます。
・ディル
マリネなどの魚介料理に、枝分かれした柔らかい部分を添えます。
◆まとめ
最後に、日本料理や海外料理に使われるハーブの大切なポイントをおさらいしましょう。
・料理にハーブを使うと「見た目」「風味や旨み」「栄養」のメリットがある
・日本料理に使われやすい和風ハーブは「汁物」「和え物」「薬味」におすすめ
・海外料理に使われやすいハーブは「肉料理」「魚料理」「サラダ」などにおすすめ
・飾りとして用いられるハーブは「生のまま添えるだけ」で使い方も簡単
料理に使うハーブの種類は今回ご紹介しただけに限りません。
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