COLUMN様々なハーブの使い方を紹介!~料理から入浴剤まで~

2018/08/29

ハーブは古くから身体の健康を維持するために使われてきました。近年では美容・健康・リラクゼーションと幅広い分野で活用されているハーブですが、具体的にはどのような使い方や効果があるのでしょうか?
今回は、ハーブの使い方や種類、効果を分かりやすくご紹介します。この機会にハーブの知識に触れて、ハーバルライフへの一歩を踏み出してみましょう。

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◆ハーブティーで使えるハーブ
ハーブが持つ香りや効果を手軽に引き出せるのが、ハーブティーです。
一言でハーブティーといっても、組み合わせるハーブによって色や風味はまるで別物。
ノンカフェインで体にやさしいお茶なので、食後や毎日のティータイムにおすすめです。
ハーブティーで使われやすいハーブには以下のような種類・効果があります。

・キャンドルブッシュ
(効果)整腸作用、便秘解消

・ローズヒップ
(効果)美肌効果、整腸作用、便秘解消、利尿作用、シミ予防、アンチエイジング、ストレス解消、リラックス効果

・カモミール
(効果)ストレス解消、便秘解消、鎮静作用、催眠作用、不眠解消、整腸作用

・ゲンノショウコ
(効果)便秘解消、腸壁保護、免疫力増加、抗酸化作用、腸の自然回復力の増加

・桑の葉
(効果)整腸作用、便秘解消、血糖値の上昇を防ぐ、コレステロール値の上昇を防ぐ、感染症予防作用、発がん抑制作用、高血圧予防作用

・フェンネル
(効果)消化促進、便秘解消、食欲抑制

・ミント
(効果)胃腸の活動を整える、消化促進、胃けいれんの緩和、鎮静作用、リラックス効果

このほかにも、疲労回復効果や免疫力アップなどの効果を持つさまざまなハーブがあります。
ハーブが持つ効果を上手に組み合わせながら、お気に入りのハーブティーレシピを考えてみましょう。

◆入浴剤や石鹸で使えるハーブ
ハーブを使ったオーガニックなバスタイムは、心と体に小さな幸せを感じさせてくれます。
ハーブバスやハーブソープとして使えるハーブの種類・効果を知って、素敵なバスタイムを過ごしましょう。

・カモミール
(効果)抗炎症作用、発汗作用、抗菌・清浄作用、鎮静作用、治癒作用、美肌・整肌作用、リラックス効果

・ラベンダー
(効果)抗炎症作用、発汗作用、抗菌・清浄作用、鎮静作用、皮膚強壮作用、治癒作用、美肌・整肌作用、デオドラント作用、リラックス効果、筋肉痛の緩和

・レモンバーム
(効果)発汗作用、抗菌・清浄作用、鎮静作用、皮膚強壮作用、美肌・整肌作用、リラックス効果、筋肉痛の緩和

・ペパーミント
(効果)抗炎症作用、発汗作用、抗菌・清浄作用、皮膚強壮作用、治癒作用、アストリンゼン作用、筋肉痛の緩和

・ローズ
(効果)抗炎症作用、抗菌・清浄作用、鎮静作用、皮膚強壮作用、治癒作用、美肌・整肌作用、アストリンゼン作用、筋肉痛の緩和

・タイム
(効果)発汗作用、抗菌・清浄作用、皮膚強壮作用、治癒作用、デオドラント作用、アストリンゼン作用

◆ポプリで使えるハーブ
お部屋の芳香剤として活用できるポプリは、ギフトや手土産にも最適。彩りや見た目も重視されているから、最もインテリアにマッチするハーブの活用方と言えるのではないでしょうか。
ポプリに使われやすいハーブの種類・効果は以下の通りです。

・カモミール
(効果)抗炎症作用、抗アレルギー作用、頭痛解消、不眠解消

・クローバーレッド
(効果)咳の解消

・ジャスミン
(効果)リラックス効果

・センテッドゼラニウム
(効果)抗菌、抗炎症作用

・ベルガモット
(効果)リラックス効果

・ラベンダー
(効果)不眠解消、ストレス解消、リラックス効果、頭痛解消、抗炎症作用、デオドラント作用

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◆ハーブの正しい保存方法
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ハーブの香りを長く保存するには、乾燥保存が適しています。ハーブを乾燥保存させる際は、以下の手順で行いましょう。

<乾燥保存の方法>
1.フレッシュハーブを水洗いし、水気を十分に拭き取る

2.風通しの良い日陰で逆さまに吊す、もしくは新聞紙に広げて乾燥させる

3.一ヵ月を目安に乾燥させ、葉や茎から水分が完全になくなったら密閉出来る容器に乾燥剤を入れ、密閉保存する

乾燥保存したハーブの保存可能期間は、半年~1年が目安です。空気や直射日光に触れると酸化して鮮度が落ちてしまうため、冷暗所や冷蔵庫で保存しましょう。

また、乾燥させることで風味が落ちてしまうハーブは、乾燥保存よりも冷凍保存に適しています。

<冷凍保存に適さないハーブ>
・オレガノ
・イタリアンパセリ
・チャイブ
・タラゴン
・ローズマリー
・ミント
・バジル
・レモンバーム など

<冷凍保存の方法>
1.フレッシュハーブを一度に使う量に小分けしてラップで包む

2.小分けしたハーブを密閉袋やバットに並べ、冷凍する

冷凍保存したハーブは解凍せずにそのまま火を通すことで風味豊かに調理できます。
使い切れないハーブは正しい方法で保存して、無駄なく楽しめるようにしましょう。

◆まとめ
最後に、ハーブの使い方や保存方法で大切なポイントをおさらいしましょう。

・ハーブティーで使えるハーブには「整腸作用」が豊富
・入浴剤や石鹸で使えるハーブには「抗炎症作用」が豊富
・ポプリで使えるハーブには「リラックス効果」が豊富
・ハーブの正しい保存方法は乾燥保存、もしくは冷凍保存

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