COLUMN5.お弁当初心者におすすめのおかずとは?きれいに詰めるコツと基礎を学ぼう!

2018/11/26

結婚や子供の成長、節約などを期に慣れないお弁当作りをスタートしたという方は多いのではないでしょうか?
ここではお弁当初心者でもきれいなお弁当を作れるよう、詰め方のポイントを分かりやすく解説していきます。
お弁当作りのメリット・デメリットや注意点についても触れていくので、ぜひ参考にしてください。

■お弁当を作るメリット・デメリット
お弁当を作ると、以下のようなメリット・デメリットがあります。

◇メリット
・食費の節約ができる
お昼に外食すると500~1,000円の食費がかかりますが、お弁当に変えると1食あたり200円前後で作ることができます。
一ヵ月で数千円、年間で万単位の節約が可能なため、生活費の節約・貯金を考えている方にはお弁当の持参が欠かせません。

・外食よりもヘルシーで健康的
外食するよりも栄養バランスを整えやすく、カロリーや脂質も少なくできるのがお弁当の魅力。
トレーニングやダイエットをしている方にはとくにメリットとなります。

・好きな時間に食べられる
お弁当を持参していれば早弁などでお腹が空いたときにいつでも食べることができます。
飲食店のランチタイムに合わせて動く必要もなくなります。

・休憩時間を有効活用できる
移動時間や待ち時間を削れるため、休憩時間を有効活用しやすくなります。

◇デメリット
・手間がかかる 毎日お弁当を用意するのが面倒に感じる方も多いでしょう。
冷凍食品や簡単な作り置きおかずを活用するなどの工夫が大切です。

・食中毒の心配がある
夏場など高温多湿の環境が続く時期は、お弁当の衛生環境が悪くなりがち。
保冷剤を使用するなど適切な持ち運び方をして、食中毒のリスクを下げる必要があります。

お弁当は学生から社会人まで多くの人にメリットがあります。
調理する手間や食中毒のリスクを回避できるよう工夫すれば、身も心も健やかに過ごせること間違いありません。

■おかずの作り置きは大丈夫?
イメージ

お弁当用におかずを作り置きしておくと、調理時間を短縮できて忙しい朝も安心です。
おかずを作り置きする場合、下の3つのポイントを意識して衛生的な管理を行いましょう。

<おかずの作り置きで大切なポイント>
・菌をつけない
・菌を残さない
・菌を増やさない

たとえば十分に消毒できていないキッチンや調理器具でお弁当を作ると、調理時に菌が付着して食中毒の原因となります。
十分に加熱調理して菌を死滅させられれば問題ありませんが、食品に菌が残ったまま弁当に詰めてしまうと、最悪の場合、昼食までに菌が大繁殖してしまう可能性もあります。

このような事態を防ぐには手や調理器具、弁当箱は事前によく消毒・殺菌し、料理には中心部までしっかり火を通すことが大切です。
食品から万が一水分が出ても菌が繁殖しないよう、梅干しや酢、わさびなど抗菌作用のある食材を多く取り入れましょう。

また、下のような食品は水分が出やすく傷みやすいため、夏場のお弁当にはあまり好ましくありません。

<夏場のお弁当で避けるべき食品>
オムライス、チャーハン、炊き込みご飯、生野菜、煮物 など

■初心者でもできるお弁当をきれいに詰めるコツ
お弁当初心者でも、ごはん→メインのおかず→小さいおかずの順に詰めるルールを徹底すると弁当をきれいに詰めることができます。
最後に隙間を埋めるように彩り鮮やかなブロッコリーやハムなどを詰めていけば、どんなメインのおかずでも見栄え良く彩り豊かなお弁当に。

調理時間を減らして簡単にお弁当を作るなら、ご飯の上に具を乗せる「丼もの」がおすすめです。
生姜焼きや照り焼きチキン、野菜炒めなど日替わりでおかずを変えていけば飽きにくく、作るおかずも1品のみなので手間がかかりません。

前日の晩ご飯の残りを活用するのもお弁当初心者におすすめです。
どうしてもおかずを作る時間が取れない場合は冷凍食品を活用してみましょう。
冷凍食品には主菜や副菜など種類が豊富で、レンジにかけなくても自然解凍で食べられるものもあります。

■まとめ
今回は初心者向けのお弁当作りの基本を解説しました。
大切なポイントをおさらいしましょう。

・お弁当を持参するとお財布や健康にメリットが多い
・おかずの作り置きは、菌をつけない、残さない、増やさない工夫が大切
・おかずの上手な詰め方は大きいもの→小さいものが基本
・お弁当作りの時間を時短するには冷凍食品の活用がおすすめ

ヒューマンアカデミーの「お弁当デザイナー講座」ではおかずを見映えよく盛り付けるテクニックやお弁当に最適なレシピを専門講師から学べます。

本では分かりづらい調理手順もDVDや動画で何度でも確認できる点が魅力。
身につけたスキルは講座修了後に取得できる「お弁当デザイナー資格」と合わせてプライベートや仕事で活かすことができるでしょう。

プロのお弁当テクニックやSNS映えするお弁当に興味がある方は、この機会にヒューマンアカデミーのお弁当デザイナー講座をチェックしてみてはいかがでしょうか?

          • Facebook
          • Instagram