COLUMN結婚式(披露宴)でチェーンバッグやクラッチバッグはあり?

2019/02/28

急な結婚式のお誘いで、バッグ選びに迷っていませんか?
チェーンバッグやクラッチバッグなど小ぶりなバッグが良いと分かっていても、いざ準備するとなるとデザインや色選びに時間がかかりがち。
ここでは、結婚式に相応しいバッグの選び方をご紹介します。
マナー違反のバッグで恥ずかしい思いをしないためにも、大人の女性に相応しいコーディネートを知っておきましょう。

■結婚式(披露宴)で気にすべき色について
結婚式に持っていくバッグの色は、ドレス、羽織り、靴の3つのアイテムを基準に考えると統一感が出て◎。
ただし全てを一色にまとめてしまうとコーディネート全体のバランスが取りにくくなってしまうので注意しましょう。
適度な統一感を出すには、羽織りや靴の色味に合わせたカラーのバッグを選ぶことがおすすめです。

また、結婚式では黒色を多用するのはマナー違反と捉えられていますが、華やかさが際だったアイテムなら黒を選んでも問題ありません。
以下では、バッグの色が周囲へ与えるイメージを分かりやすくまとめました。

白:
白の単色バッグは花嫁のイメージと被りやすいため、避けておくのが無難です。
どうしても白系を持ちたい場合は総レースやパールなどデザインが豊富なものを選んだり、落ち着いたトーンのコサージュを付けたりするのがおすすめです。

黒:
黒の単色バッグはお葬式など暗いシーンをイメージさせてしまいがち。
ただしパールやビジュー、コサージュなど華やかな飾りが付いているものなら問題なく使用できます。

ベージュ:
ベージュ系のバッグ羽織りや靴など他のコーディネートにも合わせやすいため、1つは持っておきたいカラーです。シンプルなデザインなら大人の印象に、煌びやかなデザインならゴージャスな印象を与えられます。

ゴールド:
バッグだけでコーディネートに華やかさを追加できるカラーです。
羽織りよりも靴と合わせるほうがコーディネートの難易度が低く、手軽に統一感を出せるでしょう。

シルバー:
ベージュやゴールドに次ぐ人気カラーです。
同じ系統の色味はもちろん、ブルー系のコーディネートとも相性が良いでしょう。
清楚で落ち着いた印象を与えられます。

赤、青、黄、紫など:
差し色として使いやすいカラーです。
バッグに目線を集めやすいため、クラッチバッグを抱えるようにして高い位置に持つとスタイルを良く見せられます。

■ブランドロゴ?大きなワンポイント?マナー違反なデザインについて
結婚式でマナー違反となってしまうデザインには、次のようなものがあります。

大きすぎるもの:
クロークに預けるサブバッグを除き、A4サイズが入るような大きなバッグはマナー違反となります。
どうしても手荷物が多い場合はサブバッグを活用し、結婚式場、披露宴会場へは小さなチェーンバッグやクラッチバッグを持ち込みましょう。

ブランドロゴやワンポイントのあるもの:
大きなロゴやワンポイント、キャラクター柄が入ったようなバッグはフォーマルな場に相応しくありません。
ブランドバッグを選ぶ際は型押しやプリントなどの柄に注意しましょう。

アニマル柄:
牛柄、ヒョウ柄、ダルメシアン柄などのアニマル柄は殺生をイメージさせることから結婚式の場ではマナー違反となります。
華やかなデザインのものだとしても避けるようにしましょう。

毛皮やファー素材のもの:
アニマル柄と同様の理由から、ヘビ皮、ワニ皮、毛皮などの動物素材はNGです。
「牛革(カーフスキン)はマナー違反にならない」と言われる場合もありますが、不安ならば避けておくと安心です。

ビニール、布素材のもの:
カジュアルな印象与えやすいビニール素材や、綿、麻、デニムなどの布素材のバッグは結婚式に不適切です。
パールやビジューが付いていたとしても選ぶべきではありません。

高級ブランドのショッパー(紙袋):
「バッグが用意できなかった」「荷物が入らなかった」などの理由があったとしても、会場にブランドショップの紙袋を持ち込むことはマナー違反です。
サブバッグとしても使用するべきではないため注意しましょう。

光りもの:
昼間の結婚式ではバッグのビジューやストーンに日光が反射してしまう可能性があります。
写真撮影を邪魔しないためにも、日中の結婚式に参列する際は光ものを避けておきましょう。

■初めての結婚式(披露宴)ならこれを持っていこう

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初めての結婚式で失敗しないためには、デザイン以外に次のようなポイントを意識したバッグ選びが欠かせません。

・必要に応じて両手が空けられるか
・持って行くべきアイテムがきちんと収まるか

ストラップやアームホールの付いたクラッチバッグ、チェーンバッグなどならカメラを構えたいときにも両手を空けることが可能です。
以下では結婚式に持っていくべきアイテムを把握して、適切なサイズのバッグを選べるようにしておきましょう。

<結婚式で必須の持ちもの>

・招待状
・ご祝儀
・ふくさ
・スマートフォン
・財布
・口紅
・ハンカチ
・ティッシュ

<初めての結婚式であると便利なもの>

・絆創膏
・予備のストッキング
・食後のエチケット用品
・モバイルバッテリー
・移動用の靴
・ヘアスプレー
・折りたたみ傘
・化粧ポーチ

初めての結婚式では、慣れない靴やドレスで靴擦れしたり、ストッキングが伝線してしまう可能性があります。
また、続けて二次会のパーティーに参加するなら当日の天候を考慮したアイテム、移動用の靴、化粧直しやヘアセットができるアイテムをサブバッグに入れていくのがおすすめです。

■まとめ
・結婚式で気にすべき色は、白や黒の単色
・マナー違反なデザインは、ロゴ、ワンポイント、キャラクター柄、アニマル柄、カジュアルな素材など
・初めての結婚式では両手を空けられるクラッチバッグやチェーンバッグがおすすめ
・持って行くアイテムを把握して適切なサイズのバッグを選ぶことが大切

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