FEATUREyogaインストラクター藤田真弓講師 ~yogaのある生活vol.1~ 流れに身をまかせる。。

2018/06/22

先日、人生2度目のサーフィン体験をしました。1度目は10年以上も前に、興味と好奇心から。友達と一緒に体験スクールに入り、ワクワクしながら参加。でも結局最後まで1度もボードに立つことが出来ないまま終了。
波乗りの難しさを体感し、その日に参加したスクール生でわたしだけが唯一乗れなかったことにひどく落ち込んだ記憶があります。
その当時は、まだヨガはしていませんでした。

わたしは今、ヨガインストラクターという仕事をしています。ヨガを始めてから今年で12年。きっかけは、体調不良の身体をなんとかしようと考えてジムに通い出したこと。ジムのヨガレッスンから気軽に始めただけで、まさか、自分がヨガを伝えて行く仕事をするとはその当初は思ってもいませんでした。
家族の中でヨガをする人は誰もいないし、特にヨガが好きだという理由で始めたわけでもなく、気がついたらヨガに魅了され、ヨガを仕事としていたという感じです。

そんな気軽な気持ちで始めたヨガでしたが、今は、ヨガによって人生観が変わったといっても過言ではないくらいです。何よりも、わたし自身が大きく変わったからでしょう。考え方や、意識や生活パターンや・・いろいろですね。

今はヨガに感謝しています。それほどヨガはわたしにとって衝撃的でした。ヨガは身体を動かして健康になる、それももちろんですがそれだけではなく、マインドが整っていくことそこが大きく他のスポーツとは違うところです

ヨガとはなんなのだろうか?そんなことを今後いろいろな体験や感じたことなどをと混ぜてお話できたらいいなと思います

人生2度目のサーフィン。そもそも、海に入るのさえ久しぶりすぎて、大丈夫かなと正直、心の中は不安でした。
今を楽しむ今ここにいる自分を大事にする「今ここ」こそがヨガの教え

なぜ不安なのか今不安でいること自体が、今を楽しめていないということですよね。今を大切にしていない。
この先がどうなるかは、実は、今を大切にできるかどうかで決まります。当たり前ですが、今を楽しめれば、今を大切にすれば実はこの先は自然と楽しいことしか起こらなくなるのです。
体が海に浸かると、、、ますます緊張が増しました。その日は風も強く、少し波が高く大きな波が来るほどに波にさらわれて、身体のバランスが崩れ、完全に海のペースにのみこまれていました。
海と仲良くしていないな…リラックスして、力を抜いてみよう
海という相手がわからないから怖い。
不安になるのではなくまずは相手がどんな存在なのかを知る。

「心を開くこと」この時に感じたんです!サーフィンはヨガに似ている。

心を開いて今を楽しむ。いい波を待つ、いい波に乗る流れに身をまかせる。
自分では自然の力を前に自然をコントロールできません。コントロールできないことをイライラしたり、悔やんだりする必要はないのです。
心配する必要もない、その状況を受け入れるしかない、また、心を開いていないと、受け入れること自体がむずかしいです。受け入れて今を楽しむ。流れに任せること。実はこれ、人生にも通じるものがありますね。生きていく私たちの日々日常にも言えること人生も同じなんです。

サーフィンに限らず、誰にでも経験があると思いますが自分ではコントロールできない、どうしようもないことが突然起こりますよね。想像もできないことが起こる。でもそのことに振り回されて一喜一憂することほど疲れることはありません。ではどうしたらいいのか?

答えは。

その今の運命に身を委ねて今の状況を受け入れていくこと。
心を開かずに、自我を通し川の流れに逆流していき、そこでせき止めようとすると疲れますね。もしかしたら、傷だらけになるかもしれません。
だから逆流せずに流れに身を任せて行くことも生きて行く上で大切なのではないかなと思います。
頑張らないのではなく、力を抜くこと。力を抜いてリラックスすると見えてないものが見えていつでも冷静で入られます。
いつでも楽しい状況を受け入れることのできる状態を作り出すことができるのです。そこからまた、次への気づきが与えられるのです。

サーフィン
今回も何度も海に投げ出されましたが、そのうちの何回か気持ちよく海に浮かぶ感覚を体験することができました。
あの感覚を感じることができた!うれしい!! またやりたい!
今年の夏は波乗りに通うことになりそうです。
(藤田真弓 ライフスタイルクラブ グッドエイジングヨガアドバイザー講座講師)

藤田真弓講師のグッドエイジングヨガアドバイザー講座

ヨガに興味はあるけれど身体が固いのでなかなか始められない、始めるきっかけがない、どこにいったらヨガができるのかわからない、時間がない、などと思っている方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
この機会に、もっとヨガを身近に、生活に取り入れてみてください!

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